Hebidas ヘビダス  ボールパイソン大百科

P204  咬まれた時には

 ヘビを扱ってきた長い経歴のなかで、我々は無害なヘビに何万回も咬まれたことがある。しかし、我々は毒ヘビも同じように長い間扱ってきたが、毒ヘビに咬まれたことは一度もない。要するに、無害なヘビの咬みつきは、文字通り無害だということである。一方、毒ヘビの咬みつきは恐ろしい事態となる可能性がある。両者を混同してはならない。ここでは、無毒なヘビに咬まれた場合の一般的な観察結果を述べる。これらのほとんどは、非攻撃的なボールパイソンではなく、他の種類のヘビによるものである。

 攻撃的な咬みつきは防衛的な咬みつきよりも痛い。パイソンが攻撃的な咬みつきをした場合、ヘビの目的はできるだけ歯を食い込ませて、咬み続けることである。その後、締めつけるためにとぐろを巻くと、さらに歯が食い込んで、もっと痛みが増す。防衛的な咬みつきの目的は、攻撃対象にしがみつくことではない。自分の身を守ろうとするパイソンは、危険や恐怖とみなした対象に対して、頭部を密着させるようなことはしない。パイソンは自己防衛のために締めつけるようなことは決してない。

 攻撃的な咬みつきは防衛的な咬みつきよりも危険である。餌を与えられたと思ったペットのヘビによる咬みつきは、防衛や苛立ちによる咬みつきよりも、もっと複雑である。パイソンの場合、餌を攻撃した後には、それを締めつけようとする。大きなパイソンの場合、締めつけられて命にかかわるような本物の危険が存在している。では、どれくらい危険なのか? 体重11.6kg以上のパイソンが本能的な採食行動に出た場合、十分注意すべき危険性をはらんでいる。パイソンの体重が飼い主の半分以上になると、締めつけによる危険性はかなり高くなる。そのため、そうしたサイズのヘビは一人では扱わないように。パイソンの体重が飼い主よりも重くなったら、締めつけて命を奪うかどうかは、パイソンの意のままである。こうした大きさの安全基準はパイソンだけでなく、犬の場合もほぼ同じだということを覚えておくとよい。ヘビも犬も肉食性の大型ペットだが、犬はアメリカ国内で毎年少なくとも2ダースの人間を殺している。

 パイソンが大きくなればなるほど、痛みも増大する。これは当たり前のことのように思える。ヘビが大きくなれば、咬み傷も大きくなる。しかし、一般的に言って、痛みが増すのは、咬む力や顎の圧力が強くなったせいではなく、歯(牙)が長くなったせいである。哺乳類が噛む場合には、噛む時の圧力によって傷ができることが多いが、パイソンの場合には、そうしたケースは見たことがない。哺乳類は非常に強く噛みつくので、傷の痛みが何日も続くことがある。パイソンの咬み痕は傷のように見えることもあるが、実際には歯の傷の周囲が少し内出血しているだけである。

 ある種のヘビの咬みつきは、他のヘビよりも痛い。パイソンの歯の長さは、個々のヘビの大きさにも比例するが、種類によっても異なっている。グリーンツリー・パイソンの歯は、同じような長さと重さのスポット・パイソンの歯よりも、はるかに長い。そのため、一般的に、グリーンツリー・パイソンに咬まれると、スポット・パイソンに咬まれた時よりも痛い。ホワイトリップ・パイソンやスクラブ・パイソンの前歯はとても長く、これらに咬まれると無視することはできない。パイソン種のなかで前歯が一番長いのは、ラフスケール・パイソンである。これはあまり飼育されていない種類で、我々を咬んだことのない数少ないパイソン種の一つである。博物館で歯の標本を見たことがあるが、これに咬まれたら相当痛い目に遭うことが思い知らされるような長さであった。

 咬みつき方そのものが、咬み傷の程度と大きく関係している。ボールパイソンの歯は特に長いというわけではないが、体の大きさに比例して、その咬みつきはかなり痛いように思われる。アミメ・パイソンとビルマ・パイソンは同じような歯形を持っているが、アミメ・パイソンに咬まれた時のほうが、ビルマ・パイソンに咬まれた時よりも痛いように感じられる。

 たいていの咬みつきは、相手にほとんど(あるいは全く)傷跡を残さない。もちろん、心の傷は別である。また、咬まれた者が抵抗した結果できてしまった二次的な損傷も別である。ただし、大型のパイソンに咬まれた場合は、咬まれている間はずっと、強い痛みを一時的に感じるものである。咬みつきそのものは(パイソンの歯の形をした)単純な浅い刺し傷ができ、傷口のほとんどでわずかに出血するだけで、傷跡が残ることもなければ、感染をひきおこすこともない。ヘビが咬むのをやめれば、咬まれた場所にはほとんど(あるいは全く)痛みはなくなる。応急手当として、消毒用石鹸で傷口を洗い、よく拭いて乾かしたら、後はいつも通りに生活すればよい。普通は、大したことではない。

 咬まれた時に体を引き離そうとすると、かえって傷を大きくしてしまう。これはもちろん、給餌の際に咬まれた場合の話である。そういう場合、パイソンは相手に咬みついたまま、その部分を締めつけようとしてくるだろう。時々、パイソンの歯が折れて、傷口のなかに残ってしまうという話を耳にするが、我々が経験した何万という咬みつきのなかで、こうしたことは一度か二度しかおきなかった。そうしたことはよくあることではない。パイソンは定期的に歯が抜け替わるので、咬み傷のなかに歯が残ってしまうというのは、すでに歯茎のなかでぐらついていた歯が、ちょうど抜け落ちたものだという場合もある。しかし、ほとんどの場合、傷口のなかに歯が残るというのは、咬まれた人間が抵抗して、ヘビの口から咬まれた部分を引きはがそうとしたことを示している。こうしたことは絶対にしないように。パイソンの口から、咬まれた部分を引きはがしてはならない。そんなことをすると、咬まれた部分に必ずダメージを与えることになってしまう。

 数年前、我々の知人が体長4.3m体重41kgのアミメ・パイソンに餌を与えていたところ、パイソンが餌の代わりに彼の手に咬みついてしまった。パニックをおこした彼は、反射的にパイソンの口から手を引き抜いてしまった。彼の手の甲の皮膚は全てはがれ、手の甲の腱が3本切れ、手のひらの太い動脈も複雑に切断されてしまった。彼は1リットル近い血液を失い、腱を修復するために手の手術を受け、片手の握力と柔軟性を永久に失ってしまった。この逸話だけでも、大型のパイソンではなく、(小型の)ボールパイソンを飼育することの安全性がわかるというものだろう。

 採食の際に誤って飼い主に咬みついた後、ほとんどのパイソンは、普通は1分ほどで咬むのをやめるようになる。自分の間違いに気づいて、すぐに咬むのをやめるパイソンもいる。咬んでいる時間は、その時そのヘビが、採食本能にどの程度とらわれているかによって異なってくる。30分近く咬みついていた気の長いパイソンも数匹いたが、そうしたケースは、我々の手に齧歯類の匂いが染みついている給餌予定日におこることが多い。

 餌に向かって咬みついた後のパイソンは、本能モードになっている。典型的な採食行動が満足(あるいは中断)されると、パイソンは意識モードへと変わり、自分から咬むのをやめるようになる。もともと人間を食べるつもりなどなかったからだ。こうした場合、咬み傷の被害は最小限となる。採食行動を中断させるのは困難である。なぜなら、通常、パイソンはあらゆる動きを“獲物がもがいている”と本能的に解釈してしまうからだ。そうなると、獲物を締めつける時間がさらに長くなってしまう。給餌の際に咬みつかれた場合、我々はできるかぎり動かずに、採食本能が過ぎ去るのをじっと待つことにしている。

 ボールパイソンが餌を長時間締めつけることは稀である。もしそうしたことがおきたら、それは、ボールパイソンが本能モードに強く支配されていて、獲物がもがいていると認識しているためである。我々は大型のビルマ・パイソンに咬まれて、4時間近く締めつけられていた人物を知っているが、この悲劇的な出来事には、ヘビの空腹・給餌方法・飼い主の抵抗といった複数の要素が絡みあっている。

 危険な咬みつきもある。小型のパイソンに咬まれる場合の潜在的な危険性は二つある。そのどちらもめったにないことではあるが、発生する可能性があるということは指摘しておきたい。第一の危険は、顔に咬みつかれた場合である。顔への咬みつきは、容貌が損なわれる可能性がある(実際におきたという例は見たことがないが)。もちろん、顔を咬まれたら、反射的に身を遠ざけようと考えてしまうが、そうすると、さらに傷が大きくなってしまう。我々は今までに10回以上顔を咬まれたことがあるが、幸い、深刻な事態にはならなかった。本書の筆者の一人(トレーシー)は、デルタ航空の貨物管理局で積荷を調べていた時に、かなり大きいアナコンダに鼻を咬まれたことがある。トレーシー自身には大きな被害はなかったが、その光景を目撃していた3人の管理局員は、あやうく心臓発作をおこしそうになった。

 もちろん、顔への咬みつきで一番危険な箇所は、目である。大型のパイソンのなかには、意図的に顔に咬みつこうとする種類もいる。大型のパイソンの歯にかかっては、まぶたでは目を保護することができない。目を負傷する可能性はたしかにあり、我々は実際におきた例を一つだけ知っている。1960年代の前半、有名なプロの動物園の飼育担当者がアミメ・パイソンに咬まれて、片目を失った。しかし、ボールパイソンの飼い主が顔を咬まれたという報告例は一つもないことを強調しておきたい。

 ボールパイソンは人間の顔に咬みつけるほど大きくはない。もし咬みつけるとしたら、それは飼い主がボールパイソンにキスしたり、くわしく調べようとして、顔のところに持ち上げた時だけである。仮にそうした機会が与えられても、ボールパイソンは飼い主の顔に咬みついたりはしないだろう。とは言え、万が一の場合に備えて、ボールパイソンを持つ時は、顔から離しておくようにお薦めする。

 小型のパイソンに咬まれる際におきる第二の危険は、血腫である。血腫とは、皮膚の下にできる大きな血の袋(血まめ)のことで、ヘビの歯が皮膚の下の大きな血管を貫いた時にできることがある。我々自身もパイソン(ボールパイソンを含む)に咬まれて、血腫ができたことがある。普通、血腫ができると、その部分が少し痛み、数日後には色が変わってあざになる。筆者の一人(トレーシー)はグリーンツリー・パイソンの成体に腕を咬まれた時に、傷口に大きな血腫ができた。数日後、血腫が感染していることが明らかとなった。彼女のリンパ節は腫れて痛むようになり、腕の咬まれたところから上の部分に赤い筋が浮かび上がってきた。医者は重度の小胞炎(敗血症)と診断し、強い抗生物質を処方してくれた。抗生物質のおかげで、症状は急速に治まった。我々は無害なヘビの咬みつきを何万回も経験しているが、何らかの感染を引きおこした咬みつきは、この時だけである。

 ボールパイソンとは何の関係もないが、大型のヘビに咬まれた場合の第三の危険性について述べておこう。ここで言う大型のヘビとは、36〜45kgぐらいの中サイズのヘビではなく、本当に巨大なヘビのことである。筆者の一人(デヴィッド)は、体長5.8m体重73kgのアミメ・パイソンに、太ももの裏、膝のすぐ上の部分を咬まれたことがある。これは苛立ったヘビがちょっと咬みついた程度のものであり、このサイズのヘビとしては最小限の咬みつきだったのだが、それでも大きなダメージをもたらした。上の前歯数本が、足の内側を短く切り裂き、動脈出血をおこしたため、傷口を圧縮包帯で押さえて、救急治療室に急いで搬送される羽目になった。出血を止めるために、血管の縫合がおこなわれた。血が止まるのを待っている間、傷の様子を診るために次々と医者がやって来たが、全ての医者が「これはチェーンソーの傷に似ている」と語った。パイソンの下顎の前歯の1〜2本が、足の外側の膝の上と後ろにある大きな腱束を貫通しており、これが2ヶ月の間、激しい痛みをもたらした。一番傷ついた3ヶ所を縫合するのには、20針近く縫う必要があった。その後の治療は、特に問題もなく平凡に過ぎた。

 これが我々の経験した最大の咬みつきである。この出来事をきっかけにして、我々は人間と同じ(あるいは人間以上の)サイズのパイソンに餌を与える際の咬みつきの危険性を十分に認識するようになった。こうしたサイズのヘビに咬まれるつもりはないし、咬まれることをお薦めするつもりもない。

 攻撃的な咬みつきで、パイソンが獲物に食らいついている場合、その咬みつきから解放されるための絶対確実な方法はない。読者自身も聞いたことがあると思うが、我々も、ヘビに攻撃的な咬みつきと締めつけを止めさせるためのありとあらゆる方法を耳にしてきた。我々は仕事柄、ほとんど全ての方法を幾度となく試してきた。その結果言えるのは、そうした方法は全て、いつでもうまくいくわけではないということである。読者のなかには、パイソンに咬まれた腕を冷水に浸ければ、パイソンが離れると言う人もいるかもしれない。しかし、この方法を過信しないように。必ずうまくいくとはかぎらないからだ。実際、うまくいかないことのほうが多い。たしかに、ヘビはいずれ呼吸をするために口を開くだろうが、その「いずれ」は20分後かもしれないし1時間後かもしれない。

 あなたの手がパイソンの口のなかにある時に、パイソンの口にアルコールを注いだり催涙ガスをスプレーしたりする方法も、必ずうまくいくとはかぎらない(あなたの手がしみることは確実だが)。パイソンを熱いお湯につけても無駄である。もっと強く咬みつくだけである。目をひっかいたり、尻尾に咬みつく方法も駄目である。ある人物から聞いた話だが、パイソンに咬みつきを止めさせる絶対確実な方法は、排泄腔(肛門)に指を入れることだという。この方法はまだ試したことがないが、効果のほどは疑わしい(もしうまくいかなくて、急に鼻の穴をほじりたくなったら、どうなる?)

 とりわけ、パイソンの口をこじ開けようとしても無駄である。上顎を持ち上げようとしても、下の歯が食い込むだけである。どちらかの顎の歯の下にクレジットカードのようなものを滑り込ませることはできる。我々はこの方法を使って何枚ものクレジットカードを傷つけたが(歯が磁気テープを引っかいてしまう)、たいていはうまくいかなかった。

 咬みついているパイソンの鼻孔に息をふきかけても駄目。何か鋭い物で、口や胴体をつついても駄目。パイソンの胴体をナイフで刺しても駄目だろう。なぜなら、パイソンの多くは、自分が死ぬか、獲物が抵抗をやめるまで締めつけ続けるものだからだ。その咬みつきは本能的な命令であり、典型的な採食行動の中間地点にすぎない。ある種の状況においては、そうした本能をコントロールすることはできないようだ。

 小型のパイソン(及び他の小型のヘビ)の場合、餌を与えた飼い主が咬まれて締めつけられた時には、ヘビも同じようにとまどい、パニックに陥って不必要な反応をしてしまい、傷ついてしまう。しかし、飼い主がしがみついているヘビを引き離そうとすると、さらにヘビを傷つけてしまうことになる。飼い主が自分を傷つけるような行為をしないかぎり、小型ヘビの咬みつきは命に関わるようなものではなく、重症ですらない。普通、咬まれた後に必要なのは、小さなバンドエイドだけである。

 しかし、巨大なパイソン(体重45kg以上のビルマ・パイソンやアミメ・パイソン)の場合は、給餌の際に咬みつかれて、さらに締めつけられると、生死に関わる問題となる可能性がある。ヘビから解放されることが何よりも大切である。こうした稀なケースにおいて、効果があるかもしれない方法は、スタンガンである。「かもしれない」と書いたのは、我々自身は一度も試したことがないからだ。ヘビの脊椎の首のところに、10万ボルトのスタンガンを押しつけるようにすれば、ヘビの神経系のコントロールを奪い去り、締めつけをやめさせて、採食行動を中断させることができるだろう。無論、締めつけられている本人も相当な電気ショックを受けるだろう。それに、ヘビが激しく身をよじるので、傷の痛みが増すことも確実であろう。しかし、本当に巨大なパイソンに締めつけられた場合は、致命的になることがあるので、緊急手段としては、うまくいくかもしれない。

 では、咬みついているヘビをどうやって引き離せばいいのか? 確実な方法は、歯を食いしばって、抵抗するのを止め、静かにじっとしていることである。採食行動の本能が過ぎ去れば、ヘビはすぐに咬むのを止めて放してくれる。抵抗したりしなければ、普通はそれほど長時間ではない。この方法なら、咬んだほうも咬まれたほうも最小限の被害で済む。

 やさしくて、おとなしくて、信頼できるパイソン(や他のヘビ)でも、咬みつくことはある。このことはヘビだけでなく、フェレット・オウム・犬・猫・バッタの場合にもあてはまる。パイソンは他のペットと同じように(あるいはそれ以上に)おとなしく、行動にムラがなく、信頼できる動物である。しかし、公衆の面前で、怯えた子犬が誰かに噛みついた場合よりも、パイソンが(どんなに小さいものであれ)誰かに誤って咬みついてしまった場合のほうが、その後の社会的な影響は、はるかに深刻なものとなる。

 我々は以前、クリスチャンという名前の大きなオスのビルマ・パイソンを飼っていた。数多くのイベントに出ていたクリスチャンは、その生涯において、およそ30万人の人々(その多くは子供である)に触られたり抱かれたりしていた。クリスチャンはダラス市の宣伝動物を5年間務め、ダラス市動物園の教育部門のふれあい動物としてさらに5年を務めた。あるイベントでは、ダラス市の代表として展示されたことがあったが、その時は6時間に1万人以上の人間に触られた。長い年月の間、幼い子供たちがこのヘビに咬みついたことはあったが(どうしてそんなことをしたのかと聞いたら、子供たちはどんな味がするのか知りたかったと答えた)、クリスチャンが公衆の面前で攻撃的な行動を示したことは一度もなかった。他のどんな種類のどんな動物であれ、クリスチャンほど信頼できるふれあい動物の記録は他には知らない。しかし、その長い生涯において、クリスチャンは自分のケージにいる時に、人を咬んだことが5回ある。クリスチャンは27歳の誕生日を迎える数ヶ月前に亡くなった。

 我々は長年の経験のなかで、普段は完全におとなしいのに、人間の髪の毛の匂いを感じた時だけ咬みつくパイソンを見たことがある。顔に向かって息を吹きかけられた時だけ咬みつくパイソンもいた。自分を持っている人間には咬みつかないのに、その近くにいる人間には咬みつこうとするパイソンもいた。筆者のうちの一人だけが好きで、もう一人のほうには咬みつくパイソンもいた。そして、我々が知っているほとんど全てのボールパイソンは、非常におとなしく慎重な性格で、たとえどんな扱いをされようとも、誰かを咬むようなことは決してないヘビである。とは言え、我々パイソンの飼い主全員が、パイソンは咬む可能性があるということを忘れてはならない。周囲の人々は、咬まれないようにするために、我々の判断を頼りにしているのだから。

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